弘前大考古学センターの特別展始まる

縄文時代の土器などが展示されている特別展

 弘前大学人文社会科学部北日本考古学研究センターの特別展「弘前大学の考古学」が9日、青森県弘前市の文京キャンパス総合教育棟の同センターで始まった。亀ケ岡文化の考古遺物や明治時代の掛け軸など、同センターが発掘・収集してきた資料を幅広く展示している。30日まで。

 普段見ることができない北日本の豊かな文化資源を二つの展示室で紹介。青森市出身の考古学研究家・成田彦栄氏(1898~1959)のコレクションなどが目を引く。

 平川市唐竹出土の「十字型土偶」(縄文中期)や、田子町野面平(のもてたい)遺跡出土の「腕を組む土偶」(縄文後期)などは、縄文時代の精神文化を映し出す。明治期に創作活動をした放浪画人・蓑虫山人(みのむしさんじん)の埴輪(はにわ)の絵図などもユーモラスで興味深い。

 亀ケ岡遺跡(つがる市)から出土した壺(つぼ)や皿には、繊細で緻密な文様が刻まれていることが分かる。

 上條信彦センター長は「考古学の研究、教育面でセンターが果たした役割を知ってほしい」と語っている。

 開館時間は午前10時から午後3時まで。無料。

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