弘前城植物園に「鬼滅の刃」モチーフの樽絵

樽絵の新作が展示されている弘前城植物園の広場

 人気漫画が原作で、アニメ映画も大ヒット中の「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」をモチーフにした「樽(たる)絵」が、弘前公園内にある弘前城植物園にひっそり展示されている。花札の絵柄のようだが、よく見ると鶴の頭に主人公と同じ痣(あざ)があったり、鹿が竹筒をくわえていたり。鬼滅ファンなら思わず二度見する仕掛けが隠れている。

 樽絵は、直径70センチほどの樽のふた部分に絵を描いたもの。「弘前城菊と紅葉まつり」に合わせ、「和」をテーマに、市公園緑地課の職員たちが制作している。

 鬼滅モチーフの樽絵は、今年のまつり(新型コロナウイルスの影響で開催中止)のための新作。花札の絵柄をベースに、7点中6点は、作中のキャラクターの特徴を取り入れた。鶴の絵は主人公・炭治郎(たんじろう)にちなんで羽織や耳飾りの意匠を、鹿には、禰豆子(ねずこ)の髪飾りや帯の柄を描き加えている。

 デザインを担当した同課臨時職員の野呂美木さんは「一見花札のようなさりげないデザインにこだわった。原作を読んで元気をもらったので、作品を知っている人にも知らない人にも楽しんでほしい」と話す。「弘前城」の文字を入れた桜の絵は、中止となったさくらまつりへの思いを込めたという。

 樽絵は人の密集を避け、同植物園の自由広場に11月8日まで展示中。弟らと来場した時敏小3年の鳴海彩花さん(9)は「見たらすぐに(モチーフの)キャラクターが分かった。どの絵もすごくうまい」と語った。



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