アートの力で弘前を歩いて楽しい街に

整備中の道路上に芝生広場を設けた中央弘前駅前。資材置き場の仮囲いは装飾され、自由に落書きできる

 青森県弘前市の土手町商店街や弘前れんが倉庫美術館周辺の一帯で10日、アートを軸に、歩いて楽しい街をつくる社会実験「まちなかアートピクニック」が始まった。広場や遊歩道などの公共空間が装飾され、日常の中に楽しみやくつろぎを提供する。11日と31日、11月1日も行われる。

 中土手町商店街振興組合や市、美術館の運営会社などでつくる「中土手町まちづくり推進会議」が主催。美術館と街中の人の行き来を増やし、公共空間の活用方法を検証するため、徒歩5分圏内のエリアで装飾や出店など11の取り組みを行う。市都市計画課の担当者は「一時的なイベントではなく街の日常の姿として、いろいろな事業を試したい」と話す。

 都市計画道路を整備中の中央弘前駅前の敷地には、のんびり座ることのできる芝生広場を設けた。資材置き場の仮囲いは3色のれんが模様で彩り、自由に落書きできるコーナーもある。中土手町商店街のアンテナショップも開設している。

 商店街には、美術館のれんがとチタンの屋根でできた高さ55センチの「れんがサイズ美術館」が出現。参加17店それぞれの思い出の品が「作品」として、解説文とともに展示されている。

 蓬莱広場や吉野町緑地には飲食店などのブースが出店。土淵川遊歩道は食事や読書などができるよう、テーブルといすを用意している。

 各取り組みの詳細は市のウェブサイトなどで確認できる。

土手町商店街を中心に展開する「れんがサイズ美術館」

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