八甲田の田代平湿原(青森市)で古くなった木道の改修工事が進んでいる。上空から見ると、緑の中に真新しい白線がくっきりと浮かび上がる。9月中には完成する。
標高約560メートルの同湿原は、初夏に咲くワタスゲの群生などで知られる。28日には山側を回る南側ルートで、作業員らが老朽化した木道の上にヒバの板を敷いていった。カメラを手に付近を散策していた会社員男性(44)は「きれいになって歩きやすくなった。安心して花の撮影に集中できそう」と笑顔で話した。
木道を管理する青森市観光課によると、工事は6月下旬に始まった。31日現在、全長約1600メートルのうち、北側ルート、中央ルートの工事は既に終了。最後の南側ルートなどは9月いっぱいかかる見込み。紅葉が見ごろとなる10月中には看板や休憩所のベンチも改修を終える。
標高約560メートルの同湿原は、初夏に咲くワタスゲの群生などで知られる。28日には山側を回る南側ルートで、作業員らが老朽化した木道の上にヒバの板を敷いていった。カメラを手に付近を散策していた会社員男性(44)は「きれいになって歩きやすくなった。安心して花の撮影に集中できそう」と笑顔で話した。
木道を管理する青森市観光課によると、工事は6月下旬に始まった。31日現在、全長約1600メートルのうち、北側ルート、中央ルートの工事は既に終了。最後の南側ルートなどは9月いっぱいかかる見込み。紅葉が見ごろとなる10月中には看板や休憩所のベンチも改修を終える。