旬の果物、野菜ずらり 黒石公民館で即売会

「黄美香」などのメロンを品定めする来場者

 青森県黒石市産の果物や野菜の即売会「まるごとくろいし フル・ベジ・フェス2020」が24日、同市内町の黒石公民館で始まった。全国的にも希少なメロン「黄美香(きみか)」や、大玉のモモ、朝に収穫したばかりの新鮮な野菜などが出品され、旬を迎えた農産物を買い求める市民らでにぎわっている。25日まで。

 同市メロン研究会と、津軽みらい農協黒石地区もも栽培研究会が主催した。24日は午前9時のスタート前から100人以上の市民らが列を作り待った。高樋憲市長は開会セレモニーで「黒石はおいしいものがたくさんある。自信と誇りを持ってほしい」と呼び掛けた。

 会場では、大きさに応じて南中野産の黄美香やタカミなどのメロンが1玉550円(税込み)から、「津軽の桃」の「まどか」は1玉100円(同)から販売。贈答用などに箱売りもしており、市民らは「大きい」「おいしそう」などと声を上げながら品定めしていた。

 高原野菜産地の沖揚平や厚目内地区で栽培されたトウモロコシや、レタス、キャベツ、ダイコンなどの野菜のほか、普段は個人向けに販売していないすし米「ムツニシキ」なども並び、開始1時間ほどで売り切れた商品もあった。

 黄美香を7玉購入した市内の葛西恵子さん(76)は「千葉に住む孫に送るために買ったけど、安くてびっくりした。おいしく食べてほしい」と笑顔で話した。

大玉のモモ「まどか」も人気を集めた

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