三沢青年会議所がイベント、公園に屋台村

なかよし公園に設置された屋台で食べ物を買い求める来場者

 三沢青年会議所(加澤和樹理事長)は1日から、市中心街のなかよし公園(市中央町2丁目)でイベント「MISAWA屋台村inなかよし公園~コロナに負けるな!!~夏」を開いている。新型コロナウイルス対策で祭りやイベントが中止される中、苦しんでいる露天商関係者に仕事の場を提供しながら、夏休み中の子どもや家族連れに祭り気分を味わってもらう狙い。

 三沢市協働のまちづくり市民提案事業の採択を受けて実施。加澤理事長は「コロナに立ち向かうため行動を起こそうと思った。中心街に、にぎわいを取り戻す力にもなりたい」と語る。

 会場には消毒液を設置し、各テーブルや店同士の距離を空けた。最初の日曜となった2日昼は5店舗が出店。来場者は早速、たこ焼きやチーズドッグ、豚まん、かき氷、りんごあめなどを買い求めた。

 出店者の1人で、各店のとりまとめを行う男性は「コロナに伴う嫌な空気を変えることができるよう頑張りたい」と話す。手作りハーブを使って焼き上げたジャークチキンを販売する甲地洋商(ひろあき)さん(45)は「4月後半以降は出店の機会がなく、今季はこの催事が初仕事。少しでも挽回しながら、地域活性化の力になれれば」と語った。

 平日は最低でも1店舗、週末は8店舗程度が出店する予定。23日までの毎日、午後4~9時(土、日、祝日は午後1時から)に開設。悪天候の場合は中止する。

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