若手絵師9人のねぷた絵を展示する弘南鉄道大鰐線の車内

 弘南鉄道大鰐線(大鰐-中央弘前)で24日、「車内ねぷた絵展」が始まった。美術の力で大鰐線を盛り上げようと活動している「まんなかづくり実行委員会」が企画。8月中旬まで、車両内に若手ねぷた絵師9人の作品27点を展示する。

 企画の中心となったのは同委員会のメンバーでねぷた絵師の野村雄大さん(24)。弘前ねぷたまつりの中止を受け、以前から構想を練っていたという車両内での作品展に挑戦した。作品は全て車窓に飾っており、「昼間でも太陽の光でねぷたに明かりが入っているように見える。電車に揺られながらゆっくりと楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 24日、中央弘前駅から乗車した弘前市の女性(21)は「弘前らしくてすごくいい。思わず写真を撮りました」と話した。

 ねぷた絵を展示している車両は1両のみで、1日最大8往復運行する。29~31日は運行しない。ダイヤの確認は中央弘前駅(電話0172-32-6449)へ。

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