1919(大正8)年まで神社があった小高い丘に、ソメイヨシノが凛(りん)と立つ。毎年4月下旬から5月上旬ごろに開花。樹齢は不明だが、神社を移設する際、1本だけ残されたという。地域住民らは5年ほど前、「守る会」を結成。周辺の草刈り、遊歩道の整備などを行い、保存に努める。雄峰岩手山(2038㍍)と青空を背景に、古木を撮影できる地として徐々に浸透。今では全国から写真愛好家らが訪れる。
アクセス情報
東北道松尾八幡平ICから東に約2.5キロ。道路沿いの小さい看板が目印。
東北道松尾八幡平ICから東に約2.5キロ。道路沿いの小さい看板が目印。