八幡平市でアスピーテ開通式 積雪で「雪の回廊」お披露目はお預け

開通式でテープカットする関係者ら
 八幡平市と秋田県を結ぶ観光道路、八幡平アスピーテライン(全長27キロ)の冬季通行止め区間(岩手県側10・6キロ)の開通式は15日、同市柏台の松尾八幡平ビジターセンター前で行われた。同日は積雪のため終日通行止めとなり、「雪の回廊」のお披露目はお預けとなった。
 開通式には関係者ら約70人が出席。佐々木孝弘市長が「今の時季しか見ることのできない日本でも有数の雪の回廊。全国、世界からの多くの来訪者を期待している」とあいさつし、関係者とテープカットした。
 県岩手土木センターによると、雪壁の最大高は7・3メートル。雪の回廊は例年5月上旬ごろまで楽しめる。同月下旬までは夜間(午後5時~翌日午前8時半)通行止め。道路状況は市観光協会のホームページなどで確認できる。
 昨年7月の大雨の影響で通行止めが続く八幡平樹海ライン(秋田県側含め17・1キロ)は、見返峠から藤七温泉に通じる岩手県側1・2キロ区間が25日午前10時の開通を予定している。

八幡平市

岩手
昭和の暮らし、楽しく学ぶ 八幡平市博物館で「なぞなぞ展」
岩手
八幡平市にクラフトと食が集結、8日に年1度のイベント 大船渡市の商品も販売
岩手
家族で楽しむ岩手山麓の新緑、木工体験 八幡平市・県民の森で初の春まつり
岩手
八幡平市の大更駅西側に「お好み焼き つどい」移転オープン 新メニュー加え、昼営業も開始
岩手
いよいよ登山シーズン!七時雨山入山者の安全願う 八幡平市で雨中の山開き式