八幡平の樹氷見頃 頂上周辺、白銀の「アイスモンスター」一帯に

見頃を迎えた樹氷。「アイスモンスター」の名にふさわしい迫力ある景色が広がっている=15日午後1時半ごろ、八幡平市・八幡平の源太森(一関支社・菊池健生撮影)
 八幡平市の八幡平頂上(1613メートル)周辺は、アオモリトドマツなどの木々に氷雪が付着した樹氷が見頃を迎えている。巨大に成長した自然の造形は「アイスモンスター」の名にふさわしく、一帯に大パノラマを広げている。

 15日の岩手県内は高気圧に覆われおおむね晴れ、頂上周辺も日中は青空が広がった。暖かな日差しで移動中は少し汗ばむほどだったが、持参した温度計では氷点下7度。降り積もった雪が強風で巻き上げられ、時折視界が遮られた。

 頂上から約1キロ東にある源太森(1595メートル)では、風はさらに強まったが、眼下に広がる樹氷群は圧倒的な景色。高さ5メートルを超えるような樹氷もあり、今にも襲いかかってきそうな迫力すら感じた。

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