新型コロナウイルスの感染拡大防止のため4月15日から休館していた青森県五所川原市の立佞武多(たちねぷた)の館が25日、約1カ月ぶりに営業を再開した。売り場窓口にビニールシートの仕切りを設け、レストランの客席を離すなどの対策を講じ、来館者の受け入れに万全を期す。
同市は公共施設や観光施設の休業を段階的に解除しており、立佞武多の館の再開もその一環。同館は他の新型コロナ対策として、入館時のマスク着用、各出入り口への消毒液の配備、テーブルや手すりなどの定時消毒-などを行う。
売り場や会計窓口に設置したビニールシートの仕切りは、立佞武多制作者の齊藤忠大さんが作った。ねぶたの廃材を用いた木枠に和紙を張り、ねぷた絵風の妖怪アマビエを描くなど、観光施設らしい装いを工夫している。
来館した青森市の葛西承子さん(72)は「家にこもってばかりだったので再開を楽しみにしていた。久しぶりの外出にわくわくしている」と笑顔を見せた。菊池忠館長は「職員と来場者の安全を第一に、何ができるか知恵を出し合って、お客さまを迎え入れたい」と話した。
当面は営業時間を短縮し展示室や物産コーナーは午前9時~午後5時、喫茶コーナーは午前9時~午後4時半、展望ラウンジは午前11時~午後2時半。
同市は公共施設や観光施設の休業を段階的に解除しており、立佞武多の館の再開もその一環。同館は他の新型コロナ対策として、入館時のマスク着用、各出入り口への消毒液の配備、テーブルや手すりなどの定時消毒-などを行う。
売り場や会計窓口に設置したビニールシートの仕切りは、立佞武多制作者の齊藤忠大さんが作った。ねぶたの廃材を用いた木枠に和紙を張り、ねぷた絵風の妖怪アマビエを描くなど、観光施設らしい装いを工夫している。
来館した青森市の葛西承子さん(72)は「家にこもってばかりだったので再開を楽しみにしていた。久しぶりの外出にわくわくしている」と笑顔を見せた。菊池忠館長は「職員と来場者の安全を第一に、何ができるか知恵を出し合って、お客さまを迎え入れたい」と話した。
当面は営業時間を短縮し展示室や物産コーナーは午前9時~午後5時、喫茶コーナーは午前9時~午後4時半、展望ラウンジは午前11時~午後2時半。