来年に向け五戸でチューリップ花摘み作業

行楽客の目を楽しませることなく、満開の花が摘み取られるチューリップ=14日午前、五戸町石仏前

 青森県五戸町石仏前の「正子(しょうこ)のチューリッぷ園」で現在、球根を大きく成長させるための花摘み作業が行われている。運営する鳥谷部雅治さん(67)、正子さん(54)夫妻は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年の開園を断念。青空が広がった14日、来年のにぎわいに思いをはせながら、作業に汗を流した。

 2人は約30年前に趣味としてチューリップ栽培を始め、2009年から一般に公開している。今季は約70アールの園地に約330品種、15万株を植え付けた。東京五輪にちなみ6色の花でかたどった五輪旗展示などで、大型連休の行楽客を楽しませる予定だった。

 花摘みは例年、花の盛りが過ぎた5月下旬から行っているが、今年は来年に向け、より良い球根を育てたいと考え、早めに作業を始めた。

 2人は「せっかく咲いた花を摘むのは残念だが、来年きれいに咲かせることを第一に考えた」と話していた。作業は来週いっぱい続く。

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