妖怪にコロナ終息を願い/青森・アスパム

アマビエが描かれたボードの前で、塗り絵を持って写真を撮る来館者

 新型コロナウイルス感染症の終息を願い、青森県観光連盟は19日、青森市のアスパム1階に、疫病を防ぐ妖怪「アマビエ」の塗り絵やイラストを掲示するコーナーを設置した。アスパムを訪れた親子連れやカップルが足を止め、塗り絵をしたり、ボードに描かれたアマビエを撮影して楽しんでいた。4月中旬まで。

 同連盟の担当者によると、アマビエは江戸時代末期に肥後国(現・熊本県)に現れたとされる半魚人の妖怪。「もし疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と言い残した伝説があるという。

 イラストコーナーの設置は、会員制交流サイト(SNS)にアマビエの絵を投稿する動きが広がっていることから企画。塗り絵をカラフルに彩っていた青森市の鈴木愛琉(あいる)さん(沖館小1年)は「コロナウイルスがはやっているので、学校も休みになった」と寂しげ。「コロナにかかった人たちが早く治りますように」と願いを込めていた。

 アマビエは弘前の風景と妖怪を描いたドリップパックコーヒー「津軽お化け珈琲(コーヒー)」のパッケージにもなっており、アスパム1階「青森県地場セレクト」は特設販売コーナーを設置。21、22日はアマビエの缶バッジを作るワークショップも開催する。1人1個限定で、参加は無料。

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