ヒバの森をスノーシューで散策/下北「マグ女」ツアー

「おぐりの木」の前で記念撮影。汗をかきながらもにっこり

 地方ならではの体験を通じて健康増進を図る「ヘルスツーリズム」をテーマとしたモニターツアーが23~24日、青森県むつ市大畑町薬研地区などで行われた。参加者は自然の中を散策したり、温泉に入るなどして下北の魅力を満喫した。

 下北の自然や食など冬の資源を生かそうと、青森県と北海道南の女性たちでつくる「津軽海峡マグロ女子会(マグ女)」が企画し、大間町の旅行業「Yプロジェクト」が催行した。23日は、ツアー客5人のほか、ガイドやスタッフら約10人が参加。同地区の森林をスノーシューを履いて散策した。

 ツアー客らははじめに血圧と脈拍を測り、体調を把握した後、樹齢800年を超えるとされるクリの巨木「おぐりの木」を目指した。マグ女の吉田ゆかりさんのガイドで、遊歩道脇に生える木や、雪の上に落ちている葉などを観察しながら、ゆったりとした足取りで往復1.6キロの道のりを歩いた。

 兵庫県神戸市から参加した三宅美奈子さん(53)は「青森には何度か来たが、下北は初めて。ヒバの森で雪の上を歩き、とても楽しく気持ち良かった」と笑顔で話した。

スノーシューをつけてゆったりと森の中を歩く

散策前に血圧と脈拍を測り、体調を把握する

クリの巨木「おぐりの木」。根元から二股に分かれた幹が空に向かって高く伸びる

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