ガリステ「やっぱり美味」 田子高3年生が開発秘話学ぶ

ガリステごはんに舌鼓を打つ田子高校の生徒たち

 青森県田子町の田子ニンニク料理推進協議会(佐藤剛大会長)は17日、田子高校3年生を対象に、人気の新・ご当地グルメ「ガーリックステーキごはん(ガリステごはん)」の開発秘話などを明かす「ガリステ塾」を開いた。大学進学や就職で地元を離れる前に、町の食材をふんだんに使った料理の魅力を知り、誇りに思ってもらおうと企画。佐藤会長が営む「勇鮨」で開かれ、9人の生徒が受講した。

 ガリステごはんは2016年3月末の販売開始から約3年8カ月かけて累計7万食を突破。週末を中心に県内外から観光客が食べに訪れるなど注目度が高い。佐藤会長は名産のニンニクや田子牛などを使ったメニューの考案に頭を悩ませたことや、完成により町に大きな経済効果をもたらしたことを説明。最後にみんなで目の前の料理に舌鼓を打ち、工藤ぼたんさんは「(地元で収穫された)ニンニク料理はやっぱりおいしい」と満足げに話した。

 19年度版ガリステごはんの提供は3月28日まで。勇鮨を含む町内の3店舗で、1600円(税込み)で楽しめる。

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