雨や雪の中、長者山新羅神社の「奉納摺り」で開幕した八戸えんぶり=17日午前7時40分

 国重要無形民俗文化財の八戸えんぶりが17日朝、青森県八戸市の長者山新羅神社での奉納摺(ず)りで幕を開けた。八戸市や周辺地域のえんぶり組の太夫たちが春を呼び起こす力強い舞を披露した。

 青森地方気象台によると、同市の朝の最低気温は1.0度で、雨や雪が降る中での幕開けとなった。午前7時の号砲とともに、各えんぶり組が次々と神社を参拝。悪天候のため、太夫がかぶる烏帽子にビニールをかけるなどして、農作業を表しているとされる「摺り」を奉納した。先陣を切って奉納する一番札を手にしたのは妻神えんぶり組で、太夫らがジャンギと呼ばれる金輪付きの棒を地面について打ち鳴らし勇壮に舞った。

 えんぶりは、ゆっくりとした動きが特徴の「ながえんぶり」と、テンポが速く激しい動きの「どうさいえんぶり」の2種類があり、太夫がかぶる烏帽子の形や、摺りの陣形などが異なる。

 八戸えんぶりの会期は20日まで。八戸市など4市町は、本年度から4年間の計画で国の補助金を活用し、えんぶりに関する初の広域調査を行っている。

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