つがるの馬ねぶた展示/十和田馬事公苑の称徳館

十和田市の称徳館にお目見えしたつがる市の「馬ねぶた」。つがる市の「馬市まつり」で実際に運行されるねぶたをイメージしたもの=十和田市提供

 青森県十和田市深持の馬事公苑内にある馬の文化資料館「称徳館」に昨年12月までに、つがる市の「馬ねぶた」2台がお目見えした。両市とも馬と縁が深いことから、十和田市側がつがる市側に制作を依頼した。十和田市商工観光課の担当者は「つがる市とともに馬文化をPRし、県内外の人に来館していただきたい」と話している。

 馬ねぶたは、老朽化したねぶたと山車に代わる展示品で、つがる市の生田工務所の生田稔明社長が会長を務める「萢中(やちなか)ねぶた愛好会」のねぶた師2人が中心となり制作した。

 1台は、入り口右手のピロティ(無料スペース)に設置。つがる市の夏まつり「馬市まつり」で実際に運行される馬ねぶたをイメージし特別制作したもので、つがる市観光物産協会の協力により「馬市まつり」の風景を記録したDVDも上映している。もう1台は、驥北(きほく)館(有料スペース)に設置。平家物語の一節「宇治川の先陣争い」を題材とし、2人の武将が、源頼朝から名馬を拝領した面目にかけ、先陣を争った迫力ある場面を描いたもので、色鮮やかに彩られている。

 生田社長は「馬によるつながりが今後の両市の深い友好関係につながってほしい。今夏の馬市まつりには十和田市をはじめ県南からも多くの見物客に来てもらいたい」と期待。十和田市の小山田久市長も「ともに馬を大切にしてきた街。一緒に情報発信をして、来客を増やしていきたい」と話していた。

平家物語の一節「宇治川の先陣争い」を題材にしたもの=十和田市提供

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