三沢・青森屋、18日から地酒味わう貸し切り列車

食事や車窓の景色を楽しむ新成人と家族

 星野リゾート青森屋(三沢市)は青い森鉄道(青森市)の協力を得て、三沢発青森行き「酒のあで雪見列車」を運行する。運行日は1月18、19、25、26日と2月1、2、8、9日の8日間で、地酒とつまみを味わいながら祭り囃子(ばやし)や雪景色を楽しめる。5年目の今回は、県内の地酒の造り手が日替わりで乗車、酒蔵の歴史や特徴を紹介する。

 11日には正式運行前の企画として、青森県出身の新成人と家族限定の列車を初運行。応募のあった5組計13人が招待された。

 鏡開きを行った新成人と家族は、青森屋の依頼で持参した幼いころの品物や写真を手に、思い出を語り合った。五所川原立佞武多(たちねぷた)、弘前ねぷたまつり、青森ねぶた祭の囃子の演奏を聞きながら地酒を口に運んだ。

 三沢市出身で弘前大学医学部1年の伊東なつみさん(20)は「郷土料理や祭りにあらためて触れ、青森県への愛着が増しました」と笑顔で語った。父・睦さん(59)と母・裕子さん(55)は「料理もお酒もおいしい。娘の成人の良い記念になりました」と話した。

 昨年度の列車の利用者は180人以上だった。青森屋の岡本真吾総支配人(41)は「地酒の造り手の話を聞いて酒を味わい、思い出を持ち帰ってほしい」と話している。

 定員40人。午前11時半に青森屋を出発、青森駅には午後1時14分ごろ到着。帰りは通常ダイヤの列車で三沢に戻る。料金は往復運賃込みで大人8800円。乗車日の3日前までに青森屋へ電話(0176-51-1116)かホームページ上から申し込む。

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