クリスマスや冬にちなんだこけしを集めた「メリーこけしマス！　津軽こけし館クリスマスフェア2019」が25日まで、青森県黒石市袋の津軽こけし館で開かれている。

　イルミネーションがともるイベントホールで、津軽系工人の阿保正文さん、山谷レイさん、長谷川優志さんや、県外の伝統こけし工人の作品を常時50点ほど展示・販売。12月限定として、同市出身で群馬県在住の津軽系工人・北山裕美さん作の、煙突からかわいいこけしサンタがひょっこり出てきたデザインの新作も並ぶ。このほか、こけしデザインの雑貨を数百点そろえている。

　SNS（会員制交流サイト）映えを狙い、こけしを飾って写真撮影するコーナーも設けている。同館の山田拓郎さんは「女性たちが好みそうなかわいらしい雑貨や、クリスマスをテーマにしたこけしを、ぜひ見に来てください」と話している。

　期間中はクリスマスこけしなどの制作実演をしている日もある。問い合わせは津軽こけし館（電話0172-54-8181）へ。