【連載うまい森・味めぐり】ニンニクから多彩な味/田子町

販売好調な田子ガーリックステーキごはん(写真中央)のほかラーメン、お酒、お菓子、調味料など田子産ニンニクを使った多彩な加工品も人気

 青森県田子町の新・ご当地グルメ「田子ガーリックステーキごはん」の勢いが止まらない。2016年3月の登場から、年内に7万食を突破する見込み。ガリステが呼び水となり、田子ニンニクを使った多彩な味わいの加工品も評判を呼んでいる。

 ガリステには作法がある。まずウェルカムドリンクのニンニク入りコーラ「ジャッツ! タッコーラ」。続いて前菜「9種類の創作ニンニク料理」とみそ汁。そして豚、牛、鶏の肉巻き寿司(ずし)からガーリックアイスとなる。

 提供店はガーリックセンター、御食事処なくい、勇鮨-の3軒。各店とも1日当たり40~50食の限定メニューとあって、行楽シーズンや週末には予約なしだと食べられないこともある。

 「前回は売り切れだったけど、やっと食べられた-と話すお客さまもいます。申し訳ない気持ちになりますが、ありがたいことですよね」。こう話すのは、ガーリックセンターの佐藤恵子総務課長だ。英国人ユーチューバーのネット動画が話題を呼び、ガリステ目当ての外国人客も増えたという。

 同センターのショップには黒にんにく、にんにくラーメン、お酒、調味料、お菓子などニンニク加工品がずらり。「黒にんにく入りの赤ワイン『クロシュ』、パッケージがおしゃれなスナック菓子『パスタッコ』も女性客に人気ですよ」

▼「自然と産物で交流促進」山本晴美町長

 「田子ガーリックステーキごはん」はニンニクのフルコースランチという位置付けで、田子産の牛・豚・鶏など地元の食材を余すところなく紹介できるメニュー。毎年バージョンを変え、リピーターの方にも好評です。

 ニンニクには、アンチエイジングに役立つ抗酸化作用のある成分が含まれることから、農産加工品への応用が広がっています。また、田子で作られる黒にんにくは、独特の風味が海外でも高く評価されています。

 ヤマツツジの群生で知られる大黒森は、雲海や満天の星など四季折々に変化する景観が魅力。近隣の市町村や境を接する秋田、岩手県北の地域とも連携して、豊かな自然や郷土芸能、1次産品を活用した交流促進に取り組んでいきます。

▼大人気にんにくまつり 2月29日 農業者トレセンで

 田子町自慢のニンニクをたっぷり使った料理が楽しめる食イベント「たっこにんにくまつり」が2月29日、町農業者トレーニングセンターを主会場に開かれる。

 カツカレーや豚まん、豚丼などボリュームたっぷりのメニューや田子牛、豚などの鍋料理をお手軽価格で提供する。サンモールたっこ商店街にぎわい広場では、お楽しみ抽選会や景品付き輪投げなど、家族で楽しめる催しもある。問い合わせは町産業振興課(電話0179-20-7114)へ。

山本晴美町長

ニンニクを使った料理を買い求める大勢の来場者

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