青森県三戸町出身の漫画家・絵本作家の故馬場のぼるさんの代表作「11ぴきのねこ」のイラストで車体をラッピングした電車の運行を記念するセレモニーが3日、八戸市の青い森鉄道八戸駅で開かれた。町民や全国のファンら約150人が駆け付け、完成を喜んだ。
同町は11ぴきのねこを活用したまちづくりを進めており、ラッピング広告を企画。馬場さんの絵本を出版する「こぐま社」の協力を得て制作された。
ラッピング電車は10月14日から運行。青森-三戸-盛岡を結ぶ11編成のうち1編成(2車両)の、全面にラッピングを施した。黄色やピンクを基調に、絵本に登場するシーンなどが描かれており、ねこたちの楽しそうな様子が印象的だ。
セレモニーでは松尾和彦町長やこぐま社の廣木和子社長、青い森鉄道八戸駅の山崎繁駅長らがテープカットし運行を祝った。松尾町長が「馬場先生が見た三戸の景色を見ることができる。町にも遊びに来てほしい」とあいさつ。廣木社長は「ファンや三戸町の力で作品は大きく成長できた。ねこたちはまだまだ悪だくみを考えているのでこれからも応援してほしい」と話した。
セレモニー後、八戸-三戸間の臨時列車が運行され、ファンらが列車の旅を楽しんだ。東京都から訪れた川崎啓己さん(55)は「子どものころから馬場先生の大ファン。電車にはねこが傘を差す大好きなシーンもラッピングされていてうれしい」と声を弾ませた。
同町は11ぴきのねこを活用したまちづくりを進めており、ラッピング広告を企画。馬場さんの絵本を出版する「こぐま社」の協力を得て制作された。
ラッピング電車は10月14日から運行。青森-三戸-盛岡を結ぶ11編成のうち1編成(2車両)の、全面にラッピングを施した。黄色やピンクを基調に、絵本に登場するシーンなどが描かれており、ねこたちの楽しそうな様子が印象的だ。
セレモニーでは松尾和彦町長やこぐま社の廣木和子社長、青い森鉄道八戸駅の山崎繁駅長らがテープカットし運行を祝った。松尾町長が「馬場先生が見た三戸の景色を見ることができる。町にも遊びに来てほしい」とあいさつ。廣木社長は「ファンや三戸町の力で作品は大きく成長できた。ねこたちはまだまだ悪だくみを考えているのでこれからも応援してほしい」と話した。
セレモニー後、八戸-三戸間の臨時列車が運行され、ファンらが列車の旅を楽しんだ。東京都から訪れた川崎啓己さん(55)は「子どものころから馬場先生の大ファン。電車にはねこが傘を差す大好きなシーンもラッピングされていてうれしい」と声を弾ませた。