山々の紅葉と湖面の青、ひきたつ彩り/十和田湖


 十和田湖の標高約400~600メートルの外輪山や湖畔で紅葉が見ごろを迎えている。24日、中山半島一帯はブナやナラなどの葉が黄色、赤茶色に染まり、国内外の観光客が遊覧船からの絶景を目に焼き付けた。

 十和田湖国立公園協会によると、今秋は朝晩に冷え込んだ日が少なく、見ごろの時期は例年より数日間遅れたという。この日は青い湖面がひときわ美しく、中山半島の色彩と見事なコントラストを描いていた。

 東京の70代女性は「十和田湖で紅葉を見るのは数十年ぶり。遊覧船から見た景色がきれいで来たかいがあった」と話した。見ごろは今月末まで続く。

紅葉が見ごろを迎えている十和田湖の中山半島。近くを遊覧船がゆっくり進む=24日午前(東奥日報紙空撮チーム、関係機関の許可を得て小型無人機で撮影)

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