幕末の浮世絵師コラボ/八戸・街かどミュージアム

「東海道五十三次之内(保永堂版)庄野」について解説する小倉館長

 青森県八戸市の八戸クリニック街かどミュージアムで秋期特別展「広重・国芳・国貞の街道絵-東海道五十三次からダジャレ旅まで」が開かれている。江戸の浮世絵界をけん引し「役者絵の国貞、武者絵の国芳、名所絵の広重」と称された3人の作品を中心に約130点を展示している。11月10日まで。

 3人は、江戸後期から幕末にかけて浮世絵界で隆盛を誇った歌川派の絵師。展示は、広重の代表作である「東海道五十三次(保永堂版)」や、これを背景に用いて歌舞伎の場面を描いた国貞の通称「役者東海道」、宿場名にちなんだダジャレが楽しい国芳の「木曽街道六十九次」まで、多様な街道絵がずらり。特に、広重の名作「東海道五十三次之内(保永堂版)庄野」の県内での展示は貴重。小倉学館長兼学芸員は「三者三様の面白みがある。直接見て分かる表現の工夫も楽しんでほしい」と語った。

 子どもや学生も楽しめるよう、展示を回りながら解くクイズ形式のワークシートも用意。三つのレベルがあり、回答者には抽選でクリアファイルやマスキングテープなどのグッズが当たる。

 観覧料は大人500円、高校生以下無料。開館時間は午前10時~午後5時。休館は祝日を除く月、火曜日。

 10月27日午後2時から八戸ブックセンターで展示に関するトークイベントを開催する。定員20人で、要申し込み。予約は同センターへ。

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