秋なのに桜がひょっこり-。青森県黒石市花巻村家岸の国道102号沿いで、桜が季節外れの花を咲かせている。高さ5メートルほどの木の枝にピンク色の小さな花がいっぱい。付近住人は「秋なのに咲くなんて。季節を間違って出てきたのかな」と驚いている。
咲いているのは、同市中心部と中野もみじ山を結ぶ道路にある桜並木のうちの1本。品種ははっきりとは分からない。紅葉が始まった桜もあるのに、この木だけは春の装いだ。
県樹木医会や弘前市公園緑地課の専門家によると、何らかの原因で葉がなくなり、夏のうちに形作られた花芽に「休眠物質」が十分に行き届かず、秋の気候を春と勘違いして咲いた可能性があるという。
近くに住む女性(70)によると、桜は9月に入ってから咲き始めた。女性は「何十年もこの辺にいるけど、秋に咲いているのを見るのは初めて。きれいで感激した」と話した。
咲いているのは、同市中心部と中野もみじ山を結ぶ道路にある桜並木のうちの1本。品種ははっきりとは分からない。紅葉が始まった桜もあるのに、この木だけは春の装いだ。
県樹木医会や弘前市公園緑地課の専門家によると、何らかの原因で葉がなくなり、夏のうちに形作られた花芽に「休眠物質」が十分に行き届かず、秋の気候を春と勘違いして咲いた可能性があるという。
近くに住む女性(70)によると、桜は9月に入ってから咲き始めた。女性は「何十年もこの辺にいるけど、秋に咲いているのを見るのは初めて。きれいで感激した」と話した。