東北町「日の本中央まつり」開幕

山車の前で元気に祭り囃子を披露する子供ら

 青森県東北町乙供地区の「日(ひ)の本(もと)中央まつり」が6日、3日間の日程で開幕し、各町内会による神楽囃子(ばやし)の演奏などでにぎわった。7日はメインイベントの「たいまつ祭」が行われ、高さ3~5メートルの巨大たいまつと花火が幻想的な光の競演を繰り広げる。

 乙供駅前広場には、各町内会の山車7台が集結。開会式に続き、神楽囃子と祭り囃子の競技大会が開かれた。雨の降る中、各町内会の子供と大人たちは熱のこもった演奏を披露、町民の大きな拍手を受けた。

 審査の結果、神楽囃子は緑町が、祭り囃子は栄町がそれぞれ優勝。栄町の祭り囃子で笛を担当した蛯名天歌さん(東北中2年)は「優勝するために2週間練習を頑張ってきた。とてもうれしい」と喜んでいた。

 7日夕から赤川河川敷で行われる「たいまつ祭」は、東北町で発見された「日本中央の碑」と坂上田村麻呂伝説に由来し、五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願う火祭り。8日は山車の合同運行を行う。

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