マグロ解体ショーに歓声、舌鼓/大間でフェス

観光客がくぎ付けになったマグロの解体ショー

 青森県大間町の夏の名物イベント「ブルーマリンフェスティバル」(町主催)が14日、大間港で開かれた。迫力満点のマグロ解体ショーや刺し身の振る舞いがあり、会場は観光客の熱気に包まれた。

 解体ショーには、6日に水揚げされ、熟成し食べごろとなった96キロのマグロが登場した。観光客は職人が見せる見事な包丁さばきに見入った。5枚におろした後、赤身、中トロ、大トロのサクに手際よく切り分けた。

 マグロは刺し身にして千人に振る舞った。ブランドマグロを味わおうと会場には長い列ができた。

 宮崎県高鍋町から家族4人で訪れた公務員小山祐輔さん(34)はマグロを試食し「あまりのおいしさに衝撃を受けた。ほっぺたが落ちそう。今回、初めて来たが、来年もぜひ来たい」と喜んでいた。

 このほか、手こぎの磯舟で速さを競う「舟競争大会」、天妃様行列、津軽三味線の演奏など多彩な催しが行われ、終日にぎわった。

マグロの刺し身を受け取る観光客ら(右側)

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