青森発の食材で、年末年始に全国的な注目を集めるモノといえば? ピンと来た読者の皆さんも多いと思いますが、やっぱり「大間まぐろ」ですよね。東京・豊洲で行われる初競りへの景気づけに、GMU堀川あい、水樹華が、歴代の食リポメンバーをうならせた大間町の豪華食べ比べメニューをリポートします。

 おおま温泉海峡保養センターの「大間まぐろ・陸まぐろ(大間牛)食べ比べ」は、2年前の連載パート1にも登場しましたが、この時の食リポ担当は別のメンバーでした。野﨑尚文町長から「大間といえば何といってもマグロ。大間牛と食べ比べてみて」と勧められた堀川、水樹は念願がかない、天にも昇る思いです。

 ではまず本マグロから。食べ比べでは、やたらと分厚い大トロ、中トロ、赤身がのった丼が登場しました。水樹は「どれもトロットロで、ご飯が進みます」とうっとり。堀川は「脂がのった中トロに感動したら、さらに上を行く大トロのサプライズが待ってました」と興奮ぎみです。

 次は、すき焼きの大間牛です。くつくつ煮立った鍋から漂う香りだけで、白飯3杯いけそうな感じ。味わいは「すっごく柔らかいお肉」(水樹)、「今まで食べたすき焼きの中で一番」でした。かつて試食した某メンバーが「おいしすぎて食リポできない」と話していたのも納得です。

 この日の食べ比べセットは1人前4070円の豪華版ですが、本場でいただくマグロの味わいは、やっぱり格別でした。宿泊プランもあるそうなので、次は本州最北の温泉と一緒に楽しみに来ます!

 ▼問い合わせ おおま温泉海峡保養センター(TEL:0175ー37-4334)

◆◆◆ちょっと耳寄り◆◆◆

 ■オコッペいもっこ 大間町奥戸(おこっぺ)地区では、国内であまり見かけない珍しいジャガイモ「三円薯」が栽培されています。1905(明治38)年に米国から導入された、熱が通りやすく、ほどよく粉を吹く品種。ホクホク感が楽しめるほか、バターやイカ塩辛との相性が抜群なので町ふるさと納税返礼品としても人気があります。問い合わせは大間町産業振興課(TEL:0175-37-2111)へ。

野﨑町長から食べ比べメニューを勧められ感激するGMU堀川(左)と水樹

大間牛のすき焼きと本マグロが並んだ食べ比べ料理

オコッペいもっこ

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