本州最北端の石碑とマグロのモニュメントが立つ大間町の大間崎に、人気演歌歌手・福田こうへいさんが歌う「一番マグロの謳(うた)」の歌碑が完成した。3日、現地で開いたセレモニーには福田さんが出席し、一番マグロの謳を含む3曲を熱唱、町民や青森県内外の観光客らと歌碑の完成を祝った。
岩手県出身の福田さんは以前から大間のマグロ漁師と深い親交があり、2022年度から町観光大使を務めている。地元のマグロ漁師熊谷義宣さんが作詞し、同年に出したこの曲は町が防災無線で毎日正午に流していることでも知られ、町民にとってもなじみ深いという。
セレモニーで福田さんは「大間のマグロ漁師やその家族の思いを背負い、これからも大切に歌い続けていく」と語った。
歌碑は幅約2.2メートル、高さ約1.3メートルで、津軽海峡の波と大間のマグロの背びれをモチーフにしている。海や船の守護神・弁天様を祭る弁天神社本殿の方角に向けて設置した。表には曲の歌詞が、裏には1997年以降の初競りで、最高値を付けた一番マグロを仕留めた歴代の漁師の名前が刻まれている。大間崎にある商店などでつくる大間崎商店街組合が実行委員会を立ち上げて建てた。
今年の一番マグロに輝いた菊池正義(まさよし)さんは「歌碑があることで『自分も頑張ろう』と、大間の漁師の励みになると思う」と期待を込めた。10年以上前から福田さんのファンで、岩手県二戸市から駆け付けた石輪次子さん(72)は福田さんの生歌唱に「一生の思い出になりました」と笑顔を見せていた。
岩手県出身の福田さんは以前から大間のマグロ漁師と深い親交があり、2022年度から町観光大使を務めている。地元のマグロ漁師熊谷義宣さんが作詞し、同年に出したこの曲は町が防災無線で毎日正午に流していることでも知られ、町民にとってもなじみ深いという。
セレモニーで福田さんは「大間のマグロ漁師やその家族の思いを背負い、これからも大切に歌い続けていく」と語った。
歌碑は幅約2.2メートル、高さ約1.3メートルで、津軽海峡の波と大間のマグロの背びれをモチーフにしている。海や船の守護神・弁天様を祭る弁天神社本殿の方角に向けて設置した。表には曲の歌詞が、裏には1997年以降の初競りで、最高値を付けた一番マグロを仕留めた歴代の漁師の名前が刻まれている。大間崎にある商店などでつくる大間崎商店街組合が実行委員会を立ち上げて建てた。
今年の一番マグロに輝いた菊池正義(まさよし)さんは「歌碑があることで『自分も頑張ろう』と、大間の漁師の励みになると思う」と期待を込めた。10年以上前から福田さんのファンで、岩手県二戸市から駆け付けた石輪次子さん(72)は福田さんの生歌唱に「一生の思い出になりました」と笑顔を見せていた。