大間マグロと船旅 割安に/誘客へ新商品


 北海道函館市の函館国際観光コンベンション協会(柏木隆久会長)は20日から、船旅や大間のマグロなどを割安で楽しめる旅行商品「函館・大間まぐろきっぷ」を販売する。大間町観光協会(大見義紀会長)が、函館市に近年多く訪れる台湾からの観光客を青森県大間町に呼び込みたいと、コンベンション協会に連携を提案。企画が実現した。

 津軽海峡フェリー(函館市)と協力して販売する。大間町観光協会は、マグロのほかに同町の大間稲荷神社に祭られている女神「媽祖(まそ)」(天妃=てんぴ=様)をPRしたい考え。媽祖は台湾で広く信仰されている。販売期間中は、商品購入者向けにご神体を特別に公開する。

 まぐろきっぷは函館からの日帰りで8888円(税込み)。通常函館-大間間のフェリー利用料金は往復最大6260円(税込み)。商品にはマグロの特別料理を楽しめる昼食券や土産の割引券なども含まれており、大間への旅をお得に楽しめる。

 企画に携わった同町観光協会の島康子副会長は「この機会にマグロや媽祖をアピールし、観光客の増加につなげたい」と話した。

 販売期間は20日から7月31日、8月19日から11月28日までの平日。予約・販売サイト「KKDAY」の販売ページから購入できる。

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