青森県大間町の大間稲荷神社の例大祭で山車運行が9日、始まった。色鮮やかな大漁旗やちょうちん、吹き流しなどを飾り付けた山車4台が町内をにぎやかに巡り、本州最北の地の短い夏を彩った。祭りは8日の宵宮祭で幕開け。11日まで、昼夜にわたって山車の運行が行われる。
9日は、神楽を先頭に、稲荷丸、仁和賀(にわか)山、大正山、弁天丸の順に、4台が神社前を出発。太鼓やかねが響く中、はんてん姿の男衆や子たちが「エイヤー」のかけ声で山車を引き、沿道の町民や帰省客を楽しませた。
民家の玄関先や商店などでは、男衆が「どっとこ」と呼ばれる伝統の木やり歌を力強く歌い、家内安全や商売繁盛を祈願した。
弁天丸責任者の伊藤末男さん(70)は「大漁と町の発展を願い、祭りを大事にしていきたい。天気にも恵まれ、今年も良い祭りになった」と話した。
9日は、神楽を先頭に、稲荷丸、仁和賀(にわか)山、大正山、弁天丸の順に、4台が神社前を出発。太鼓やかねが響く中、はんてん姿の男衆や子たちが「エイヤー」のかけ声で山車を引き、沿道の町民や帰省客を楽しませた。
民家の玄関先や商店などでは、男衆が「どっとこ」と呼ばれる伝統の木やり歌を力強く歌い、家内安全や商売繁盛を祈願した。
弁天丸責任者の伊藤末男さん(70)は「大漁と町の発展を願い、祭りを大事にしていきたい。天気にも恵まれ、今年も良い祭りになった」と話した。