青森県三沢市ゆかりの詩人・劇作家の寺山修司(1935~83年)の食にまつわる逸話を再現した特別メニューを市内の飲食店などが提供する「寺山食堂」に、人気パン店「カフェ マティエール イケザキ」が加わる。オーナーの池崎孝太さん(41)が考案した「テラヤマ BURGER(バーガー)」(税込み800円、持ち帰りは50円増し)と「餃子(ぎょうざ)カレーパン」(同180円)の2品を、5日から販売する。
バーガーは寺山が三沢で暮らしていたころ、当時珍しかったハンバーグやチーズを食べていたというエピソードをふまえて開発。ポテト、地元産ゴボウのフライ、乳酸飲料かコーラが付く。餃子カレーパンは、寺山が大好きだった餃子とカレーを一緒に食べられる。
池崎さんは「寺山が生きていたとしたら食べてもらえるよう想像しながら作った。餃子カレーパンは毎日でも購入できるよう、手ごろな価格にした」と語る。
「寺山食堂」は、寺山没後30年を翌年に控えた2012年12月に始まった取り組み。現在は6店舗が寺山盆カレーセット(お盆のような器に盛ったカレーライスとコーラ)など5品のいずれかを提供している。
7月19日には寺山修司記念館の佐々木英明館長と市関係者がイケザキ本店を訪れ、池崎さんに「寺山食堂」の認定書とのぼり旗を手渡した。市担当者は「記念館と相談しながら『寺山食堂』が一層注目されるよう取り組みたい」と話している。新メニューは5日から、イケザキの本店(同市三沢下久保)とビードルプラザ店で販売(ビードル店は餃子カレーパンのみ)。前日4日は、記念館で開かれるイベントで各30食が先行販売される。
バーガーは寺山が三沢で暮らしていたころ、当時珍しかったハンバーグやチーズを食べていたというエピソードをふまえて開発。ポテト、地元産ゴボウのフライ、乳酸飲料かコーラが付く。餃子カレーパンは、寺山が大好きだった餃子とカレーを一緒に食べられる。
池崎さんは「寺山が生きていたとしたら食べてもらえるよう想像しながら作った。餃子カレーパンは毎日でも購入できるよう、手ごろな価格にした」と語る。
「寺山食堂」は、寺山没後30年を翌年に控えた2012年12月に始まった取り組み。現在は6店舗が寺山盆カレーセット(お盆のような器に盛ったカレーライスとコーラ)など5品のいずれかを提供している。
7月19日には寺山修司記念館の佐々木英明館長と市関係者がイケザキ本店を訪れ、池崎さんに「寺山食堂」の認定書とのぼり旗を手渡した。市担当者は「記念館と相談しながら『寺山食堂』が一層注目されるよう取り組みたい」と話している。新メニューは5日から、イケザキの本店(同市三沢下久保)とビードルプラザ店で販売(ビードル店は餃子カレーパンのみ)。前日4日は、記念館で開かれるイベントで各30食が先行販売される。