青森県弘前市の市立博物館で、企画展「菅江真澄、津軽の旅」が開かれている。江戸時代の紀行家・菅江真澄(1754~1829年)が津軽で見聞した庶民の生活、習慣、風景を詳細な文章と絵図で記録した直筆本など45点を展示。約200年前の津軽の風土を読み解くことができる。11月29日まで。
菅江は三河(現愛知県東部)出身、国学や本草学、和歌などに精通していた。30歳の頃から北海道・東北などを旅し、考察を含めた旅の記録を200冊以上残した。津軽には1785~1801年の間に3回にわたって訪れ、計6年半ほど滞在していたとみられる。
県内初公開となる国指定重要文化財「菅江真澄遊覧記」(全77冊12帖)のうち、会場には津軽に関する7冊を展示。陸奥湾沿いに北上した際に住民から振る舞われたウニやホヤの絵、暗門の滝(西目屋村)の冬の景色が細かく描き込まれている。
菅江は臼井臼麿(うすいうすまろ)というユニークなペンネームで「百臼之図(ももうすのかた)」という本を残しており、会場には、その中に津軽で見かけた20基の臼も紹介されていることを伝えるパネルもある。
同館の工藤正智学芸員は「津軽に関連する自筆本を一堂に会して見ることができる貴重な機会。庶民がどんな生活をしていたのか触れることができるはず」と話した。
関連イベントとして、11月1日に東京学芸大学の石井正己名誉教授が「菅江真澄と津軽」の演題で登壇する予定。
菅江は三河(現愛知県東部)出身、国学や本草学、和歌などに精通していた。30歳の頃から北海道・東北などを旅し、考察を含めた旅の記録を200冊以上残した。津軽には1785~1801年の間に3回にわたって訪れ、計6年半ほど滞在していたとみられる。
県内初公開となる国指定重要文化財「菅江真澄遊覧記」(全77冊12帖)のうち、会場には津軽に関する7冊を展示。陸奥湾沿いに北上した際に住民から振る舞われたウニやホヤの絵、暗門の滝(西目屋村)の冬の景色が細かく描き込まれている。
菅江は臼井臼麿(うすいうすまろ)というユニークなペンネームで「百臼之図(ももうすのかた)」という本を残しており、会場には、その中に津軽で見かけた20基の臼も紹介されていることを伝えるパネルもある。
同館の工藤正智学芸員は「津軽に関連する自筆本を一堂に会して見ることができる貴重な機会。庶民がどんな生活をしていたのか触れることができるはず」と話した。
関連イベントとして、11月1日に東京学芸大学の石井正己名誉教授が「菅江真澄と津軽」の演題で登壇する予定。