酸味、糖度程よく 三戸・梅内りんご組合、紅玉出荷 ワイン用に8トン

サンマモルワイナリー向けに出荷するため、コンテナに移し替えられる三戸町産の紅玉

 青森県三戸町の梅内りんご組合(小笠原淳一組合長)は15日、むつ市のサンマモルワイナリー(北村良久代表)向けに、ワイン用原料の紅玉8トンを出荷した。同社は720ミリリットル入りボトル換算で約1万本を生産する計画で、来年のゴールデンウイークの頃に店頭に並ぶ。

 紅玉は酸味が特徴。両者は2017年に売買契約を結び、出荷は今年が10回目となった。同社によると、まとまった量を確保する上で三戸町は適した産地だという。

 同組合によると、加工用として栽培するため、果実を色づける玉回しや葉摘みの作業がいらず、現場の負担軽減につながっている。その結果、主力のサンふじの栽培管理により手をかけることが可能になっている。同社向けだけで紅玉の全体収量の半分ほどを占める。

 出荷作業には同社の笠井哲哉支配人らも立ち会い、木箱などからコンテナへ紅玉を移しトラックに積み込んだ。つがる市で搾汁された後、むつ市の同社第1工場や大鰐町の第2工場で仕込みを行う。

 小笠原組合長は「適度な雨があり、夏場は暑すぎず、酸味も糖度も良い仕上がり」と話した。紅玉使用のワインはインバウンド(訪日客)などからの人気が高まっているといい、第2工場の笠井卓製造部課長は「組合員が頑張って作ってくれた紅玉。自分たちも負けずにおいしいワインを造りたい」と述べた。

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