青森県黒石市の温湯(ぬるゆ)町会(佐藤徳幸会長)は21日、温湯温泉で「丑湯(うしゆ)祭り」を開き、地区住民や入浴客らが1年間の無病息災を祈った。
土用の丑の日に温泉に入ると健康になる-という言い伝えから、同町会は毎年、土用の丑の日に近い日曜日に祭りを開催している。ご神体の木彫りの牛を載せた山車は同地区の薬師寺を出発。地区住民や子どもたちが「エーンヤ、エーンヤ」と威勢のいい掛け声とともに山車を引き、温泉街を練り歩いた。
終点の「共同浴場鶴の湯」到着後に入湯式を行い、高樋憲市長や佐藤会長ら関係者が焼香。式後、男衆がご神体を男女それぞれの湯船に入れた。
ご神体をなでた手で自分の悪いところを触ると治るといわれており、入浴客は健康を願い、何度もご神体に触れていた。
毎年丑湯祭りの際に入浴しているという黒石市の宇野恭逸さん(68)は「肩が張るから首回りを触った。ご利益があればいいな」と笑顔。佐藤会長は「人手不足などの問題はあるが、伝統を切らさず次の世代につなげていきたい」と話した。
土用の丑の日に温泉に入ると健康になる-という言い伝えから、同町会は毎年、土用の丑の日に近い日曜日に祭りを開催している。ご神体の木彫りの牛を載せた山車は同地区の薬師寺を出発。地区住民や子どもたちが「エーンヤ、エーンヤ」と威勢のいい掛け声とともに山車を引き、温泉街を練り歩いた。
終点の「共同浴場鶴の湯」到着後に入湯式を行い、高樋憲市長や佐藤会長ら関係者が焼香。式後、男衆がご神体を男女それぞれの湯船に入れた。
ご神体をなでた手で自分の悪いところを触ると治るといわれており、入浴客は健康を願い、何度もご神体に触れていた。
毎年丑湯祭りの際に入浴しているという黒石市の宇野恭逸さん(68)は「肩が張るから首回りを触った。ご利益があればいいな」と笑顔。佐藤会長は「人手不足などの問題はあるが、伝統を切らさず次の世代につなげていきたい」と話した。