百年蔵で「音楽世界旅行」 サロンで黒石活性化

黒石市中町の音蔵こみせんで始まったミュージック・サロンで音楽を楽しむ人たち

 音楽鑑賞の場を定期的に設けて青森県黒石市を活性化しようと、地元音楽愛好者・北山敏次さん(79)が4月、無料催し「あなたのリスニングルーム 音蔵こみせん ワールド・ミュージック・サロン」を同市中町の「音蔵こみせん」で始めた。初日の5日は十数人が、欧州のポップスやクラシックなどを楽しんだ。

 長年ジャズなど音楽に親しみ、レコードなどを集めてきた北山さん。近年、人口減少に伴う街の衰退を危惧し、老若男女が音楽鑑賞で「世界旅行」する企画を中心市街地で開こうと考えた。会場の管理会社「津軽こみせ」が趣旨に賛同、無償で場所を貸してくれた。スピーカーは市内知人が自作したものを使っている。

 5日はビートルズの「ハード・デイズ・ナイト」やアバの「ダンシング・クイーン」といったヒット曲が、築百年余とされる土蔵内に響いた。市内の70代女性は「若い頃好きだったアバを聴き、リズムに乗った」と笑顔。近くの店で飲食した後、再来場して違うジャンルも楽しんだ。北山さんは「皆さんが楽しむ場を始めることができた」と初日終了後に語った。

 サロンは毎週日曜・月曜の午後0時半~4時半(他の催しがあれば休む)。4月12日は欧州のクラシックやスペイン・イタリアなどのアーティストの曲。同19日は、プレスリーなど米国中心。同26日は中南米を特集。月曜はジャズが中心。

 サロンは申し込み不要で、希望者は当日会場へ。会場は原則として飲食不可(津軽こみせ駅で購入の飲料は可)。

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