深浦、八峰両町のご当地グルメ早食い対決に挑戦する参加者

 青森・秋田県境画定400周年記念イベント「秋田へ行こう!×津軽へ行こう!『八峰・深浦国境(くにざかい)400年まつり』」が13日、秋田県八峰町の八森いさりび温泉ハタハタ館駐車場で始まった。日本海に面して接する深浦、八峰両町がグルメやお国自慢の対決で地域の魅力を発信し、初日は家族連れでにぎわった。14日まで。

 まつりは両町と商工会、観光協会などでつくる実行委が主催し、両町の計10店舗が出店。深浦町側はマグカツドッグや海鮮おやき、八峰町側は活アワビやハタハタメンチカツなどを提供した。青森・秋田の食べ比べによるグルメ対決では来場者が箸で投票し、400人目の投票者にはプレゼントが贈られるなど「400」の数字にちなんだ趣向で盛り上げた。

 「この夏、世界で一番暑いのはどっち!?」と題したステージイベントでは、両町が自然や食の魅力をアピール。深浦町の菊池雄司副町長は「夏でも涼しい十二湖に遊びに来て」、八峰町の森田新一郎町長は「珍しい黒い砂浜があるので行ってみて」と強調した。

 また、来場者は両町のご当地グルメ「さるなしソフト」や「つるつるわかめ」の早食い対決に挑戦し、会場を沸かせた。参加した花田隼人さん(46)=秋田県大館市=は「県境を挟んで両県の交流がもっと盛んになればいい」と話した。

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