4日から湯沢市で「うどんエキスポ」 会場設営進む

飲食スペースとなる稲川体育館
 全国各地のご当地うどんが集まる秋田県湯沢市の恒例イベント「全国まるごとうどんEXPO(エキスポ)」が4日から2日間、同市川連町の市役所稲川庁舎前で開かれる。本番を直前に控え、会場では着々と準備が進められている。

 県稲庭うどん協同組合、ゆざわ小町商工会などでつくる実行委員会の主催。地域活性化を目的に2011年から始まり、今年で13回目。

 今回は11道府県のご当地うどんが出店。稲庭うどんをはじめ、▽北海道純雪うどん▽気仙沼ふかひれうどん(宮城)▽ひっぱりうどん(山形)▽山形肉うどん▽塩ホルモンうどん(茨城)▽名古屋きしめん(愛知)▽伊勢うどん(三重)▽大阪かすうどん▽半田手延めん(徳島)▽本場さぬきうどん(香川)▽五島うどん(長崎)―の12種類が味わえる。

 2日は朝からスタッフが会場設営を行い、テントを設置したり、飲食スペースとなる稲川体育館にいすやテーブルを並べたりした。

 4、5日とも午前10時から販売開始。今回は4日の終了時間を1時間延ばし、午後7時とする。同日午後5時半から西馬音内盆踊りや竿燈の演技、花火の打ち上げを予定しており、うどんを味わいながら楽しむことができる。5日は午後4時終了。

 実行委は「花火を見ながら全国のうどんを楽しみ、秋田の伝統芸能も堪能してもらいたい」としている。

 来場者の投票で順位を決める恒例の「ご当地うどんグランプリ」も開催。湯沢雄勝地域の特産品販売コーナーを設けるほか、市内の中学校吹奏楽部などによるステージイベントも企画されている。

 期間中はJR湯沢駅前と会場を往復する無料シャトルバスが運行する。無料臨時駐車場は稲川地域に12カ所設置。会場の市役所稲川庁舎駐車場は利用できない。

 うどん4杯分がセットになったチケットは、前売り券が1800円で3日まで販売。当日券は2千円。問い合わせは実行委事務局のゆざわ小町商工会TEL0183・42・2163

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