湯沢の観光栗園、暑さや雨不足に負けずに収穫期迎える

 湯沢市観光栗園の中生種の栗が収穫期を迎えた。今年は暑さや雨不足の影響で例年より生育が遅れていたが、9日ごろから十分に収穫できるようになった。栗園開放は10月5日までの予定。

 約3ヘクタールの園内には、わせ種「丹沢」と中生種「筑波」が計約400本植えられている。管理する市観光物産協会によると、今季は5日から営業を始めたものの、いがの色は緑で木から実が落ちない状態が続いたことから、営業時間を短縮して開園していた。

 通常営業は9日から始まった。現在は「丹沢」の収穫期で、20日ごろまで栗拾いが楽しめる見込み。例年より実の大きさはやや小ぶりで、収量は減少傾向にあるという。

 協会は「当初はどうなることかと思ったが、無事に収穫できるようになりほっとした。ぜひ気軽に訪れて栗拾いを楽しんでいただきたい」としている。クマを寄せ付けないよう園内では爆竹やラジオからの音を鳴らしている。

 午前10時~午後4時。入園料300円(小学生は100円、幼稚園・保育園児以下は無料)。拾った栗は1キロ700円で購入できる。土曜日と日曜日、祝日は数量限定で栗ご飯を販売している。問い合わせは市観光栗園TEL0183・73・3333

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