遠野に春呼ぶ伝統人形、34の特設会場で 町家のひなまつり

竹林堂に飾られているひな人形を説明する菅沼隆子さん
 第26回遠野町家のひなまつり(遠野商工会主催)は遠野市中心部などで開かれている。地元の商家や家庭で受け継がれてきた人形が34の特設会場に並び、春の訪れを告げる。初めてデジタルスタンプラリーを取り入れ、観光客らがまち歩きを楽しんでいる。

 市役所で21日、オープニングセレモニーを行い、同商工会の佐々木精太郎会長(66)が「自慢のひな人形を見ながら歴史、文化に触れ、遠野を満喫してほしい」とあいさつした。

 ひなまつりは3月5日まで。展示時間や休館日は各会場で異なり、有料イベントもある。赤いのぼりとのれんが目印。問い合わせは遠野商工会(0198-62-2456)へ。

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