八戸公園で「雪づり」


 青森県八戸市十日市の八戸公園で、樹木の冬囲いが終盤を迎えている。16日には園内にある日本庭園「中島庭園」と「見本園」で、マツ6本の枝を縄で支柱に固定し、湿った雪の重みから守る「雪づり」が行われた。

 作業は、昨年に続いて八戸造園建設業協会が受託。協会青年部のメンバー9人と八戸公園の職員6人が実施した。

 支柱の頂上となる部分に「わらぼっち」という飾りを装着。脚立を使って、支柱を幹の近くに据え付けた。その後、頂上から縄を放射線状に枝に下ろし、円すい形に結びつけた。

 同協会青年部の長根豊和部長(47)は「枝が雪で折れないよう守っていきたい」と語り、作業に臨んだ。八戸公園の小笠原恵子公園長は「足を運び、冬ならではの景色を楽しんでほしい」と話している。

中島庭園内のマツの枝に縄を結びつける作業員

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