青森市の廣田神社(田川伊吹宮司)境内にある金生(かねうみ)稲荷神社に、第7代ねぶた名人の竹浪比呂央さんが手がけた「ねぶた提灯(ちょうちん)」が設置された。16日午前には、8月から行われていた同神社参道の石畳改修、金狐(きんこ)像建造の竣功(しゅんこう)祭が行われ、出席した関係者は提灯の出来栄えにも見入っていた。
提灯は針金の骨組みに和紙を張るねぶたの技法で作られ、高さ約80センチ、直径約45センチ。主なモチーフの唐獅子と、ねぶたの台座にも描かれるボタンの花や「金」の文字をあしらい、参道入り口の両脇につるされた。
16日の日没後は、明かりのともる提灯が真新しい参道を照らし、付近を通る市民は鮮やかに変わった神社の雰囲気に目を留めた。竹浪さんによると、紙や染料は風雨に耐える素材を使い、鳥居の朱色や周囲の桜が咲く時期にも映えるよう唐獅子の色合いは青と緑で表現したという。
「青森の文化の新たな発信方法ができてありがたい。ねぶたの雰囲気も感じてもらえるのでは」と竹浪さん。提灯は毎日、午後5時ごろから同10時ごろまで点灯する。
提灯は針金の骨組みに和紙を張るねぶたの技法で作られ、高さ約80センチ、直径約45センチ。主なモチーフの唐獅子と、ねぶたの台座にも描かれるボタンの花や「金」の文字をあしらい、参道入り口の両脇につるされた。
16日の日没後は、明かりのともる提灯が真新しい参道を照らし、付近を通る市民は鮮やかに変わった神社の雰囲気に目を留めた。竹浪さんによると、紙や染料は風雨に耐える素材を使い、鳥居の朱色や周囲の桜が咲く時期にも映えるよう唐獅子の色合いは青と緑で表現したという。
「青森の文化の新たな発信方法ができてありがたい。ねぶたの雰囲気も感じてもらえるのでは」と竹浪さん。提灯は毎日、午後5時ごろから同10時ごろまで点灯する。