青森県つがる市のJR五能線木造駅と陸奥森田駅の開業100周年を記念したパネル展が16日、木造駅で始まった。解説文と大昔の写真、新聞記事などが展示され、両駅やまちの移り変わり、時代の変化を身近に感じることができる。11月13日まで。
両駅とまちの歴史について理解を深めてもらおうと市教育委員会が主催。1918(大正7)年、当時存在した陸奥鉄道が川部-五所川原間で開通。その後、木造や森田方面への鉄路開通を願う地元名士の誘致活動が起こり、24年10月21日、鉄道省によって木造、陸奥森田の両駅が開業した。
パネル展ではこういった開業の経過や、両駅とも旅客だけでなく貨物も扱い、特に木造駅前は運送業の拠点として栄え、まちの発展に貢献した点を紹介。陸奥森田駅の駅舎が開業時から大切に使われ続け築100年を迎えたこと、昭和期に失火で焼失した木造駅の初代駅舎は平屋だったが、3代目の現駅舎は外壁が遮光器土偶の巨大モニュメントで観光客を喜ばせていることなどを伝えている。
陸奥鉄道の沿線地域を表現したユニークな鳥瞰(ちょうかん)図もある。企画した市教委文化財課の小林和樹学芸員は「めったにないテーマでの展示では。駅とまちの移り変わりを再発見してもらえれば」と話している。
入場は午前7時半~午後9時(土日祝日は同6時まで)。
両駅とまちの歴史について理解を深めてもらおうと市教育委員会が主催。1918(大正7)年、当時存在した陸奥鉄道が川部-五所川原間で開通。その後、木造や森田方面への鉄路開通を願う地元名士の誘致活動が起こり、24年10月21日、鉄道省によって木造、陸奥森田の両駅が開業した。
パネル展ではこういった開業の経過や、両駅とも旅客だけでなく貨物も扱い、特に木造駅前は運送業の拠点として栄え、まちの発展に貢献した点を紹介。陸奥森田駅の駅舎が開業時から大切に使われ続け築100年を迎えたこと、昭和期に失火で焼失した木造駅の初代駅舎は平屋だったが、3代目の現駅舎は外壁が遮光器土偶の巨大モニュメントで観光客を喜ばせていることなどを伝えている。
陸奥鉄道の沿線地域を表現したユニークな鳥瞰(ちょうかん)図もある。企画した市教委文化財課の小林和樹学芸員は「めったにないテーマでの展示では。駅とまちの移り変わりを再発見してもらえれば」と話している。
入場は午前7時半~午後9時(土日祝日は同6時まで)。