
青森県つがる市の写真家・瓜田英司さん(50)の写真展が21日、市生涯学習交流センター・松の館で始まった。2023年度にニコンイメージングジャパンの「第71回ニッコールフォトコンテスト」で最高賞に輝くなど、さまざまな全国規模のコンテストで入賞経験のある瓜田さん。地元での個展は初めてで、野生動物の素顔と印象的な風景を題材にした27点を展示している。27日まで。
市教育委員会から打診を受けて開催。瓜田さんは、東通村の越冬放牧地「アタカ」で過ごす寒立馬(かんだちめ)が厳寒の地でたくましく生きる様子を4枚の組み写真で表現し、ニッコールフォトコンテストで約2万3千点の中から最高賞に選ばれた。24年度の県美術展覧会「県展2024」の写真部門では、奥入瀬渓流に姿を現したカモシカや新緑の渓流などの組み写真を出品し、グランプリに選ばれた。
会場にはこれらの作品に加え、地元を中心に県内各地に生息する野生動物を、光やボケを生かした風景とともに切り取った作品を展示。霧氷をまとった木々を背景に雪原でぽつんと寝そべるキツネ、山奥で葉っぱを食べるのに夢中のツキノワグマ、黄色のボケを生かしたニッコウキスゲと野鳥など、どれも見応え十分。飾りきれない作品20枚を入れたスクラップなども用意し、自由に観賞できる。
瓜田さんは「野生動物と風景の『物語』を感じてもらえれば」と話している。
市教育委員会から打診を受けて開催。瓜田さんは、東通村の越冬放牧地「アタカ」で過ごす寒立馬(かんだちめ)が厳寒の地でたくましく生きる様子を4枚の組み写真で表現し、ニッコールフォトコンテストで約2万3千点の中から最高賞に選ばれた。24年度の県美術展覧会「県展2024」の写真部門では、奥入瀬渓流に姿を現したカモシカや新緑の渓流などの組み写真を出品し、グランプリに選ばれた。
会場にはこれらの作品に加え、地元を中心に県内各地に生息する野生動物を、光やボケを生かした風景とともに切り取った作品を展示。霧氷をまとった木々を背景に雪原でぽつんと寝そべるキツネ、山奥で葉っぱを食べるのに夢中のツキノワグマ、黄色のボケを生かしたニッコウキスゲと野鳥など、どれも見応え十分。飾りきれない作品20枚を入れたスクラップなども用意し、自由に観賞できる。
瓜田さんは「野生動物と風景の『物語』を感じてもらえれば」と話している。