上北地域の「縄文」再発見、三沢でフェア

石で木の実を割る体験学習を楽しむ家族連れ

 「『地元の縄文』再発見フェアinかみきた」が14日、三沢市公会堂で始まった。上北地域で見つかった縄文土器や土偶など1257点が展示され、当時の暮らしをテーマにした体験学習もできる。参加無料。

 主催の青森県埋蔵文化財調査センターによると、上北地域では縄文遺跡が966カ所確認され、県全体に占める割合は27%に及ぶ。会場には時期の異なる多様な出土品がずらりと並び、見比べて楽しむことができる。

 体験学習では子どもたちが縄文人になりきって、石で木の実を割るなどしていた。同市の棚田華蓮ちゃん(6)は「割れた! もう一回やりたい」と歓声を上げていた。

 会期は16日まで。15日は講演、シンポジウムなども開かれる。

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