今年100周年の節目を迎えた青森県三沢市の「三沢まつり」が23日夜、開幕した。華やかな山車12台が市の中心部を練り歩き、街は熱気と興奮に包まれた。
「お通り」と呼ばれる夜間合同運行は昼間の暑さが和らいだ午後6時、のろしを合図にスタート。笛や太鼓のおはやしや「ヤーレヤーレ」のかけ声が響く中、それぞれの山車がゆっくり大通りを進んだ。注目を集めたのは、22日の山車審査で最優秀賞に輝いた中央町2丁目祭礼委員会の「龍鳳呈祥(りゅうほうていしょう)」。飾りがせり上がって高さ約16メートルにも及ぶ壮観な姿を現すと、鈴なりとなった沿道から大きな歓声が湧いた。制作責任者の坂上拓哉さん(54)は「伝統の重みを改めて感じる。祭りを未来へつないでいけるよう、これからも誇りを持って頑張っていく」と決意を語った。
祭りばやし競演会で1位となった幸町1丁目祭礼委員会も元気いっぱい。新堂慧美さん(岡三沢小6年)は「これまでの練習の成果を発揮したい。最終日も沿道のみんなに、私たちのばちさばきを見てもらいたい」と話した。
中日の24日は約500人による流し踊りや、みこしパレードなどが行われる。25日は山車の「お還(かえ)り」行列で閉幕する。
「お通り」と呼ばれる夜間合同運行は昼間の暑さが和らいだ午後6時、のろしを合図にスタート。笛や太鼓のおはやしや「ヤーレヤーレ」のかけ声が響く中、それぞれの山車がゆっくり大通りを進んだ。注目を集めたのは、22日の山車審査で最優秀賞に輝いた中央町2丁目祭礼委員会の「龍鳳呈祥(りゅうほうていしょう)」。飾りがせり上がって高さ約16メートルにも及ぶ壮観な姿を現すと、鈴なりとなった沿道から大きな歓声が湧いた。制作責任者の坂上拓哉さん(54)は「伝統の重みを改めて感じる。祭りを未来へつないでいけるよう、これからも誇りを持って頑張っていく」と決意を語った。
祭りばやし競演会で1位となった幸町1丁目祭礼委員会も元気いっぱい。新堂慧美さん(岡三沢小6年)は「これまでの練習の成果を発揮したい。最終日も沿道のみんなに、私たちのばちさばきを見てもらいたい」と話した。
中日の24日は約500人による流し踊りや、みこしパレードなどが行われる。25日は山車の「お還(かえ)り」行列で閉幕する。