JR東日本秋田支社は22日、「昭和レトロ」をテーマに改装した五所川原駅(青森県五所川原市)の待合室を披露した。室内は、かつて五能線で活躍した車両の座席や運転席などのあるユニークな空間に様変わりし、県内外から訪れた観光客や家族連れが懐かしい雰囲気に浸っていた。
この日は待合室のお披露目を兼ねた「五所川原レトロまつり」が、津軽鉄道、弘南バスとの3者共催で行われ、同駅周辺は鉄道ファンや市民でにぎわった。
待合室には、旧国鉄時代から五能線を走っていた車両「キハ40・48形」の対面式座席を複数設置。また、キハ40形の運転席を再現して、子どもらが運転士気分を味わえるようにした。
さらに一角には小上がりを新設。畳の上に昔のテレビや茶だんすなどを置き、昭和50年代の雰囲気を演出している。1976年に現在の五所川原駅舎が完成して以降、この規模の改装は初めてだという。
同駅周辺には、昭和の面影を残す津鉄の津軽五所川原駅や弘南バスの五所川原駅前案内所があり、JRはレトロ感を前面に出すことで駅周辺一帯のにぎわい創出を図りたいとしている。
うれしそうに運転席に座っていた同市の中学1年生・野上仁汰さん(12)は「楽しかった。夏休みは(列車で)秋田まで行きたい」とにっこり。レトロまつりのために来たという埼玉県在住の加藤克也さん(61)は「楽しい。思っていた以上にレトロで温かい感じがする」と感想を述べた。
この日は待合室のお披露目を兼ねた「五所川原レトロまつり」が、津軽鉄道、弘南バスとの3者共催で行われ、同駅周辺は鉄道ファンや市民でにぎわった。
待合室には、旧国鉄時代から五能線を走っていた車両「キハ40・48形」の対面式座席を複数設置。また、キハ40形の運転席を再現して、子どもらが運転士気分を味わえるようにした。
さらに一角には小上がりを新設。畳の上に昔のテレビや茶だんすなどを置き、昭和50年代の雰囲気を演出している。1976年に現在の五所川原駅舎が完成して以降、この規模の改装は初めてだという。
同駅周辺には、昭和の面影を残す津鉄の津軽五所川原駅や弘南バスの五所川原駅前案内所があり、JRはレトロ感を前面に出すことで駅周辺一帯のにぎわい創出を図りたいとしている。
うれしそうに運転席に座っていた同市の中学1年生・野上仁汰さん(12)は「楽しかった。夏休みは(列車で)秋田まで行きたい」とにっこり。レトロまつりのために来たという埼玉県在住の加藤克也さん(61)は「楽しい。思っていた以上にレトロで温かい感じがする」と感想を述べた。