
青森市の県立美術館(杉本康雄館長)は11日、同美術館で11月1~4日に公演するバレエ「アレコ」の制作発表会を開いた。主人公アレコを演じる同市出身の世界的バレエダンサー大川航矢さん(32)は「バレエ界にとって歴史的な公演に、故郷の青森で主演できるのはとても光栄。肉体的、精神的にも挑戦だが、どんな作品になるか今から楽しみ」と意気込みを語った。
同作品はロシアの詩人プーシキンの叙事詩を原作とする悲劇的な恋物語。同美術館には、米国での上演用にシャガールが制作した舞台背景画全4幕が展示(第3幕は米フィラデルフィア美術館からの借用)されており、今回、その空間を最大限に生かした県美版「アレコ」が誕生する。
発表会では大川さんと恋人役の勅使河原綾乃さん、恋敵役の北爪弘史さん、演出・振り付けの宝満直也さんらが登壇し、公演概要をあらためて発表。杉本館長は「海外での最後の公演から50年以上たつアレコに、全背景画がそろった当館で再び舞台芸術としての命を吹き込みたい」と語った。
また、公募で選ばれた米内山椛(かえで)さん(青森市・三内小6年)、齋藤凜さん(同・沖館小5年)、岩村華蓮さん(同・小柳小5年)、小島埜湖(おじま・なこ)さん(弘大付小6年)の4人が子役として出演することも発表。大川さんは「プロにとっても貴重な舞台を、故郷の子どもたちが体験できるのは素晴らしい。一緒にいい作品をつくりたい」と笑顔を見せた。
チケットは一般9千円、高校生以下5千円で8月1日発売。公演に関する問い合わせは同美術館(電話017-783-3000)へ。
同作品はロシアの詩人プーシキンの叙事詩を原作とする悲劇的な恋物語。同美術館には、米国での上演用にシャガールが制作した舞台背景画全4幕が展示(第3幕は米フィラデルフィア美術館からの借用)されており、今回、その空間を最大限に生かした県美版「アレコ」が誕生する。
発表会では大川さんと恋人役の勅使河原綾乃さん、恋敵役の北爪弘史さん、演出・振り付けの宝満直也さんらが登壇し、公演概要をあらためて発表。杉本館長は「海外での最後の公演から50年以上たつアレコに、全背景画がそろった当館で再び舞台芸術としての命を吹き込みたい」と語った。
また、公募で選ばれた米内山椛(かえで)さん(青森市・三内小6年)、齋藤凜さん(同・沖館小5年)、岩村華蓮さん(同・小柳小5年)、小島埜湖(おじま・なこ)さん(弘大付小6年)の4人が子役として出演することも発表。大川さんは「プロにとっても貴重な舞台を、故郷の子どもたちが体験できるのは素晴らしい。一緒にいい作品をつくりたい」と笑顔を見せた。
チケットは一般9千円、高校生以下5千円で8月1日発売。公演に関する問い合わせは同美術館(電話017-783-3000)へ。