青森県無形民俗文化財に指定されている五所川原市相内地区の伝統行事「相内の虫送り」が8日、同地区で行われた。地域住民ら約100人が五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願い、わらで蛇をかたどった「虫」を載せた山車を引き、地域を練り歩いた。
虫送りには相内青年団、相内虫送り保存会、市浦小学校、市浦中学校の児童生徒らが参加した。
虫送りは午後1時、市浦B&G海洋センター前をスタート。5メートルほどの虫を載せた山車を先頭に、荒馬役と手綱役の青年団メンバーが続いた。太鼓や笛、かねのはやしに合わせ、農作業を嫌がる荒馬の様子をコミカルな動きで表現し、沿道の観客を楽しませた。
その後ろでは、参加者が「跳ねろじゃ跳ねろ」と荒馬をはやし、稲穂をかたどった木製の太刀を地面に打ち付けて、稲刈りを表現した太刀振りを披露した。
太刀振りとして参加した市浦小6年の三和大珠さん(11)は「練習の成果を披露できた。来年も参加したい」と楽しんでいた。相内青年団の佐藤洋二団長(44)は「虫送りは住民が一丸となって楽しめる行事。これからも続けていきたい」と語った。
虫送りには相内青年団、相内虫送り保存会、市浦小学校、市浦中学校の児童生徒らが参加した。
虫送りは午後1時、市浦B&G海洋センター前をスタート。5メートルほどの虫を載せた山車を先頭に、荒馬役と手綱役の青年団メンバーが続いた。太鼓や笛、かねのはやしに合わせ、農作業を嫌がる荒馬の様子をコミカルな動きで表現し、沿道の観客を楽しませた。
その後ろでは、参加者が「跳ねろじゃ跳ねろ」と荒馬をはやし、稲穂をかたどった木製の太刀を地面に打ち付けて、稲刈りを表現した太刀振りを披露した。
太刀振りとして参加した市浦小6年の三和大珠さん(11)は「練習の成果を披露できた。来年も参加したい」と楽しんでいた。相内青年団の佐藤洋二団長(44)は「虫送りは住民が一丸となって楽しめる行事。これからも続けていきたい」と語った。