「世界一の桜並木」岩木山麓で見ごろ

オオヤマザクラの並木の下を歩く参加者ら=21日午前11時10分ごろ、弘前市嶽地区

 「世界一の桜並木」とも称される岩木山麓のオオヤマザクラが見ごろを迎えている。21日、青森県弘前市嶽(だけ)地区で満開のオオヤマザクラを見ながら歩くノルディックウオークのイベントが県スポーツ協会の主催で行われ、県内外から参加した110人が淡いピンク色の花をめでながら歩いた。

 標高200~450メートルに植えられたオオヤマザクラは、標高によって見ごろが異なる。岩木山総合公園周辺は満開を迎えたが、より標高の高い、残雪の残る岩木青少年スポーツセンター周辺はつぼみが目立った。5月上旬にかけて開花が進む見通し。

 岩木山頂がはっきり見える晴天の下、参加者たちは10キロの道のりを自分のペースで歩いた。同公園周辺の道路ではスマートフォンで濃いピンク色のアーチを撮影するなどした。

 昨年に続き参加した弘前市の中田曜子さん(69)は「弘前公園の桜もきれいだけど、ここの桜もかれんな印象できれい」と語った。

オオヤマザクラの並木の下を歩く参加者ら=21日午前11時25分ごろ、弘前市嶽地区

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