ねぶたアート展示「ねぶこ」 青森で7~8月

「あおもりねぶこフェスティバル2024」のポスター🄫NEBUCO2024

 紙の芸術・ねぶたの創作における細部の技法や表現に焦点を当てたアート作品「NEBUCO(ねぶこ)」を展示する「あおもりねぶこフェスティバル2024」の実行委員会は16日、青森市の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸で会合を開いて発足し、会期を7月31日~8月12日と決めた。イベントでは、八甲田丸を会場に、ねぶこ作品の展示を通し、独自の文化芸術として魅力を発信していく。

 市や市教委、青森商工会議所、青森観光コンベンション協会、青森ねぶた運行団体協議会などで組織する実行委が主催。これまでは仮称で「ねぶたアートフェスティバル2024」としてきたが、正式名を決定した。

 今回展示するねぶこのテーマは、今年の八甲田丸就航60周年や、来年の青森開港400年などにちなんで「波」とし、ねぶた師15人が指定のサイズ内で自由に制作する。制作風景を取材した動画作品を上映するほか、ねぶこに共感したアーティストの作品も展示する。ワークショップなども予定している。

 実行委員長に選ばれた葛西崇・青森商議所専務理事は「会期が重なる青森ねぶた祭との相乗効果で盛り上がっていきたい。ねぶたの技法をアートとしてさらに発展させ、新しい文化芸術の創造につなげていければ」と話した。

 ねぶこは、ねぶたの「ねぶ」に加え、共同・協力を意味する接頭語「CO」や、発想・概念という意味の「CONCEPT」、津軽弁で愛着のあるものを呼ぶ「○○っこ」から名付けた。

青森市

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